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福岡音楽ミーティング musideアンバサダー座談会 vol.3【DJ編】
CHELSEA-B
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CHELSEA-B

1992年生まれ、佐賀出身。10代のころから、地元佐賀でhiphopDJとして活躍する。活動の拠点を福岡に移すと、「CLUB infinity」レジデントDJ、「CLUB NEON」店長を務める。現在は、「Ibiza FUKUOKA」のレジデントDJとしてフロアを盛り上げている。DJだけでなく、音楽イベントのオーガナイザーとして活躍する一面も。HIPHOPを中心に多彩なジャンルの曲を操るマルチDJ。

SHOTA-LOW
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SHOTA-LOW

1989年生まれ、長崎県対馬市出身。ナイトクラブとライブハウスを飛び回るフットワークや経験、知識から成るオールラウンドなセレクトセンスと持ち前のハッピーなバイブス溢れるアグレッシブなプレイが魅力。現行HIPHOPを中心に最先端のダンスミュージックを展開するパーティー・コレクティブ“lit”の主宰を務める他、大小問わず数々のライブイベントやクラブイベント、フェスなどを主催。ジャンルや形態を問わず多種多様なアーティストを日本全国や世界各国から招聘し、ローカルの素晴らしいアーティストと共にパーティーを作り上げている。ジャンルや活動拠点を越えてオーガナイズやDJ PLAYを重ねる、福岡ミュージック・シーンのキーマン。

1
イベントの場所、
どうやって探す?

CHELSEA-Bさん:ぼくはいわゆる「クラブDJ」で、週5、6は同じ箱で回してます。それ以外の場合は、自分でネットやSNSで調べてオーガナイズすることが多いですね。いくつか決まった場所は候補にあって、イベントのコンセプトや内容、規模感に合わせて選んでます。

SHOTA-LOWさん:CHELSEA-Bさんに対して、ぼくは「イベントDJ」。週に何本も同じ場所でプレイするわけじゃなくて、不定期開催のイベントがメインです。自分で場所を決める場合は、実際にお客さんとして会場に足を運ぶことも多いですね。

CHELSEA-Bさん:ぼくも同じです。

SHOTA-LOWさん:駆け出しの頃は、ライブハウスの情報がとにかく知りたいので、例えばその箱によって「第○何曜日はバンド募集中」とか「DJ募集中」とか、メッセージやアナウンスが常に掲載されていたら使いやすそうですね。具体的な条件など、使い方も事前に知りたいところです。

muside結城:アプリ内では、「出演者募集中」などのタグで情報検索できるようになっています。ライブハウスの方には、イベントの頻度やジャンル別の募集、ブッキングのルールなど、いろんな情報を掲載してもらえたらうれしく思います。

muside近藤:初めて行く場所って、ちょっぴり不安になることもありますよね。そういう時の「安心材料」になれたらと思ってます。将来的には、アーティストとライブハウスのマッチングの役割も担えたらと思うのですが……。まずは出演者ファーストのアプリでありたいと考えています。

2
PRやイベント告知の
方法は?

CHELSEA-Bさん:InstagramやX(旧Twitter)で「今日何時からDJします」ってアップする感じですね。

SHOTA-LOWさん:ぼくはそのほか、カルチャー系のWEBメディアやローカルのメディアに情報を送って掲載してもらってます。自分で送付先一覧を作っていて、定期的にシェアしてます。

muside結城:告知からチケット販売までがワンストップで完結できればラクですよね。そんな存在になるのがmusideの理想です。そのためにも、まずは登録してくれるユーザーを増やしていくことからですね。

SHOTA-LOWさん:情報の登録や更新に手がかかりそうですけど、複数のアーティストとライブハウスが、イベント情報を共有しながら更新していけるなら、便利に使えそうですよね。

muside近藤:さらに言えば、SNSアカウントと同期もできて、イベント前に自動で告知までできれば最高ですよね。まだ実現はしていないのですが(笑)。

CHELSEA-Bさん:複数のメディアで情報を更新するのってすごく大変なので、アプリひとつでそのすべてが賄えるなら、かなり助かりますね。

3
チケット販売、
管理について

CHELSEA-Bさん:イベントを企画するのが多かった駆け出しの頃は、DMで「行きたい」って直接連絡をもらって、自分で管理してましたね。

SHOTA-LOWさん:そうそう。最初の頃って手売りのノルマがあって、決められた枚数売らないと、自分にツケが回ってきちゃうんですよね。

CHELSEA-Bさん:ぼくも、佐賀で活動してた時にそういう経験ありましたよ。今はクラブDJがメインなので、入場時に決まった金額を払うシステムになってますけど。

SHOTA-LOWさん:ぼくの場合は企画したイベントは「LivePocket」っていうシステムを使ってチケットを管理しています。「LivePocket」がいいのは、顧客管理機能が付いていること。今までのイベントすべてのお客さんがリスト化されているので、告知のDMを送ったり、感想をもらったりすることもできます。「投げ銭」みたいな機能もあるんですよね。

DMでのチケット取り置きをすることもありますが、キャンセルがないかどうかちょっぴり不安になります。

muside結城:現段階では、musideの機能的にはチケットに関しては取り置き機能だけなのですが、将来的にはかなり低めの手数料で決済ができるようにしたいなと考えています。もしその機能があれば、使ってみたいと思いますか?

SHOTA-LOWさん:手数料次第でしょうか(笑)。イベントの規模にもよりますが、今よりもコストが少なくて済んで使いやすいのなら、ぜひ試したいですね。

4
共演アーティスト、
どうやって覚えてる?

CHELSEA-Bさん:ほぼInstagramですね。その場でアカウントを交換したり、事前に調べてフォローしたりしてます。

SHOTA-LOWさん:あとはLINEかな?

muside結城:「この人、過去に会ったことあるかな?」とか、ありませんか?

SHOTA-LOWさん:もちろんありますよ(笑)。CHELSEA-Bさんが在籍してる「イビザ福岡」みたいな大きな箱になると、「この人、アーティストかお客さんどっち?」っていうのもありそうですよね。

CHELSEA-Bさん:よくあります。週6いますからね(笑)。

SHOTA-LOWさん:お互いフォローし合えば共通の知り合いも見えるので、会話がしやすくなるんですよね。

muside結城:アプリでは、イベントが登録されていれば、出演者や参加者の情報までストックとして残ります。セットリストも照らし合わせればその時の雰囲気も思い出せるし、会話のきっかけにしてもらえたらうれしいですね。

5
セットリストは
公開してる?

muside結城:初歩的な質問なのですが、DJの方に「この曲、何?」って聞いても良いものでしょうか……?

SHOTA-LOWさん:もちろんOKですよ!

CHELSEA-Bさん:それがきっかけでコミュニケーションが取れるし、聞かれるとうれしい人のほうが多いと思います。

muside結城:musideではセットリストを登録・公開できるようになっています。お二人は、セットリストって作られてますか?

CHELSEA-Bさん:ぼくは作ってないんですよね。その時のお客さんに合わせてDJしてます。

SHOTA-LOWさん:たしかに、そのパターンが多いですね。ただ、お客さんとコミュニケーションを取るためにセットリストを公開してるDJもいますよ。

CHELSEA-Bさん:自分がよく使う曲やリアクションがいい曲をアップしておくのはアリかもですね。

SHOTA-LOWさん:それがきっかけでコミュニケーションが生まれるのは、すごくいいことですよね。ぼく自身は、主催しているイベントに出演するDJが集まってテーマを決めて、1人10曲ずつ選んで「Spotify」や「Apple Music」のプレイリストで公開しています。

「SoundCloud」や「Mixcloud」でミックスを公開してる人も多いですね。それが自身のプロモーションになって、コミュニケーションや仕事につながることもあります。musideでもそうした交流が生まれたらいいですね。

6
コミュニケーションが
大事!

SHOTA-LOWさん:InstagramとX(旧Twitter)がメインですね。「ハッシュタグをつけて感想をつぶやいてください」とか? あとは、イベント名で検索してエゴサするとか。

CHELSEA-Bさん:ぼくもInstagramで調べることが多いですね。毎日の評価の積み上げが将来的な効果につながるので、日々のお客さんの反応ってすごく重要なんです。

SHOTA-LOWさん:Instagramのストーリーズで感想を聞くこともあるんですけど、そう多くの回答数は集まらないんですよね。イベントでは、自分から声をかけることもあるんですけど、全員と話せるわけじゃないんですよね。

それに、ぼくがお客さん側だった頃は、怖くてなかなかDJに話しかけられなかった記憶があって……。会話できるコミュニティの場みたいなのがあったらいいなって思いました。

イベンター側としては、次の企画やブッキングの参考にもできるので、イベント後の感想が集まる場所があればすごく助かります。さらには、お客さん同士でコミュニケーションが生まれたり、コミュニティができたり、「次のイベント、一緒に行こう!」とかいうつながりができればうれしいですね。

CHELSEA-Bさん:同感です。わざわざ「あのイベント行く?」って友達に連絡するまでもないけど、「あ、この人行くんだ」っていうのがわかると、フットワークが軽くなりそう。

SHOTA-LOWさん:クラブイベントは特にそれあるよね。

CHELSEA-Bさん:中には、イベントに1人で来てる人もたくさんいると思うんですよね。そんなお客さんたちがつながっていったら、ぼくたちDJもうれしいな。それでイベントに長く滞在してもらえれば、ぼくたちがイベントを通して伝えたいことも、もっと伝わりやすくなりそうです。

muside近藤:掲示板的な機能については、今まさに検討段階です。イベントの感想って、どんな形式でフィードバックがあったら良いと思いますか? コメントを自由記述、星評価、点数評価、いろんな可能性がありそうだな、と。

SHOTA-LOWさん:ぼくは具体的に書いてもらったほうがいいですね。星や数字のほうが手軽ですけど。

CHELSEA-Bさん:そうですね。詳しく知りたいですね。

muside結城:ご意見、参考にします。

7
musideに
期待することは?

CHELSEA-Bさん:ぼくは、アマチュアで活動する人のためになる情報が集まる場所になってほしいと思います。

昔を思い出してみると、若い時は友達もまだ若いので、みんなフットワーク軽くて集客にはほとんど困らなかったんですよ。ただ、ギャランティーは全然出なかったし、いい時間にはDJさせてもらえませんでした。ギャラがもらえないのにチケットを売って、友達が来てくれたらお酒をごちそうして、正直マイナスになることも多かった気がします。

そんなのが嫌だったので、自分でイベントを始めました。主催側になったら、きちんとお金を稼げるようになりました。でも、これは自分のパターンで、音楽活動する人って、いろんなパターン、スタンス、モチベーションがあると思います。どんな場合であっても、きちんとした情報があれば、判断材料にできるんじゃないかな、と。

SHOTA-LOWさん:「誰がどんなイベントに出てるのか」とか「誰が遊びに来てるのか」がわかったら、コミュニティが広がりそうですよね。知らない人でも共通点を探したり、キーパーソンがわかりやすくなったりして、活動の助けになりそうです。

お客さん同士のコミュニティづくりについては、活動を始めた当初から今でも大事にしていることなので、ぜひ交流できる機能を期待しています。そうすれば結果的に、アーティストが伝えたいことが、たくさんの人に届くようになるはずです。

muside近藤:ありがとうございます。おっしゃる通り、それぞれのスタイルを尊重することが大事ですよね。情報発信や情報交換ができる場を作ることで、積極的に活動したいアーティストの背中をそっと押せるような存在になれたらと思っています。